リンゴってダイエットにはどうなの?
ダイエットをするにあたって、大切なのは運動と食事。
こちらのサイトに来られている方は、筋トレで運動をされていることでしょう。
では食事は?
食べるのなら、やっぱりダイエットに効果があるものを食べたいですよね。
フルーツはダイエットによさそうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
ダイエットにいいと聞くフルーツは色々とありますが、その中でも今回はリンゴに着目してみたいと思います。
特に筋トレダイエットでは、どんな効果が見込めるのでしょうか?
リンゴに含まれるウルソル酸に注目!
「1日1個のリンゴで医者いらず」「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」。
このような諺を聞いたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
これは元々は英語の諺ですが、今では世界中で知られています。
それほどまでに健康にいいと言われるリンゴですが、実は筋トレダイエットにも最適なのです!
その理由は、ウルソル酸というリンゴに含まれる成分のため。
でもこの成分、あまり聞きなれませんよね。
それでは、ウルソル酸についてこれからご説明していきます!
ウルソル酸の効果
ウルソル酸はリンゴ以外にもブルーベリーやプルーンなど、意外と身近なフルーツにも含まれている成分です。
筋肉量の増加、空腹時には体脂肪の燃焼を促し、筋肉の減少を防いでくれる働きをします。
またウルソル酸には、筋肉を作るタンパク質を増やす働きがあるという実験結果もあります。
こんなに筋肉にとって効果的な働きをしてくれるウルソル酸が含まれているリンゴですが、ひとつ約140キロカロリーと低カロリーなのも魅力的。
まさに筋トレダイエットにぴったりですね!
そしてこのウルソル酸、血糖値や中性脂肪の値を低下させてくれる働きもあります。
これはダイエットだけでなく、健康の面でもいい効果が期待できるということ。
リンゴが健康にいいという理由は、ここにあるのかもしれません。
ウルソル酸が多く含まれる部分
筋トレダイエットに効果的な成分、ウルソル酸はリンゴの皮に多く含まれています。
リンゴの実の部分ではないので注意してくださいね。
そのため、ウルソル酸を意識して摂取をする場合は皮がついたまま食べましょう。
リンゴに含まれているその他の栄養素
リンゴに含まれている栄養素は、ウルソル酸だけではありません。
その他にも、このような栄養素が含まれているのです。
- カリウム
- ポリフェノール
- ペクチン
- ビタミンC
それでは、ひとつひとつの栄養素について見ていきましょう。
カリウム
カリウムには体内の塩分を排出してくれる働きがあります。
この働きは高血圧に効果があると言われています。
またカリウムは筋肉の収縮を促すため、筋トレのパフォーマンスに効果を発揮します。
ポリフェノール
抗酸化作用があるポリフェノールは、コレステロールを取り除く働きがあります。
また老化防止の作用もあるということで、美容にもいい効果が期待できます。
特にリンゴに含まれるリンゴポリフェノールには、抗酸化作用が多く含まれているという研究結果があります。
これは筋肉の疲労回復に効果的なんです。
ペクチン
リンゴに含まれるリンゴペクチンは水に溶けやすい水溶性食物繊維で、腸内環境を改善する効果が期待できます。
食物繊維は消化に時間がかかるため、満腹感を得られやすくなっています。
またペクチンには糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
上手く摂取すれば、食事の量のコントロールを行うことができますよ。
さらにペクチンは、コレステロールを下げる働きもしてくれます。
身体にもいい働きをもたらすリンゴペクチンは、ウルソル酸と同じくリンゴの皮に多く含まれています。
ビタミンC
美容に良いと言われるビタミンCですが、実は脂肪の燃焼を助けるカルチニンの合成を促進する働きがあります。
さらにコルチゾールというタンパク質を分解して筋肉を減らしてしまうホルモンがあるのですが、ビタミンCはそのホルモンの働きを抑制します。
リンゴに含まれるビタミンCはリンゴ100グラムにつき4ミリグラムと、決して多くはありません。
しかしながら、リンゴには体内でビタミンCを効率よく体内に吸収するよう働きかける成分があります。
効果的なリンゴの食べ方
筋トレダイエットに効果的なリンゴですが、1日1個を摂取の目安としてくださいね。
リンゴがいくら栄養豊富だからといって、朝昼晩ひたすらリンゴを食べないようにしましょう。
筋トレダイエットを成功させるためには、食事は適切なものを適切な量だけ食べるということが鉄則です。
ウルソル酸、ペクチンを摂取するためには、皮がついたまま食べましょう。
前述したとおり、この2つの成分はリンゴの皮に含まれるからです。
しかしながらリンゴの皮には農薬が残っている場合もありますので、食べる前にはしっかりと洗ってくださいね。
そしてリンゴは加熱したら栄養価が増えるので、温かい状態で食べるのがおすすめ。
特にペクチンは、加熱することによって約9倍に増えます。
また熱に弱いと言われるビタミンCですが、りんごに含まれるビタミンCは熱に強いという特徴があります。
私がオススメする、加熱したリンゴのレシピはこちらです。
リンゴもいいけどバナナも筋トレダイエットに最適
筋トレダイエットと健康によい栄養素が豊富に含まれているリンゴについて紹介してきました。
しかしながら、日本ではリンゴの旬は秋から冬。
いつでも気軽に購入できて、ダイエットにもいいフルーツがあったらいいな…とお思いの、そこのあなた!
その要望を満たすフルーツがあるんです!
それは、バナナ。
バナナは食物繊維、ミネラル類、カリウムと、リンゴと同じくらい栄養素が豊富に含まれています。
筋トレダイエットを行っている場合は、筋トレの30分前、もしくは終了後30分に食べるのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事に書いてありますので、参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リンゴは健康にはもちろんのこと、ダイエットにも効果的なフルーツなのです。
リンゴが持つ栄養素や効能を上手に活用して、ダイエットに役立てみてくださいね。
この記事が、あなたの筋トレダイエットの成功を導くものとなりますように。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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